第四回≫ 「こんなはずでは・・・。」

家を建てるにあたり、まず最初に決めなければならない事は、施主様自身の新しい生活環境をどうしたいかという事です。
工務店やビルダーを決定する前に、この事をはっきりご自身の中でお決めになる事です。
それがたとえ三年かかろうとそれを決めないうちは着手してはなりません。
当然予算との兼ね合いもありますが、出来る限りご自分がリビングやキッチンで何をしているか、など想像力をフルに発揮してみましょう。
住宅雑誌やメーカーの展示場は参考程度にしかなりませんが、数多く見ておきましょう。但しあくまでも参考程度です。これは重要な事です。
実際TV番組や雑誌に出ているものは確かにデザイン的に優れているかもしれませんが、私から見ると疑問の残るものばかりです。(大体みな高額!お金のある人は大いに参考にして下さい。)
住宅展示場はメーカーの最上級の製品が展示してあるので、夢が膨らみすぎると後で大変です。製品や工法等の勉強にはなると思います。
又、建物の性能をどこまで求めるかも重要な事です。
一般的な住宅にするのか、高気密高断熱住宅か、次世代省エネ住宅にするのか等色々です。
見積の前に建物の性能どうしたいのかを十分に説明し又、させる事です
前にも書きましたが、ビルダーの営業はマニュアル通りの事柄のみしか知識はありません。
すなわち、建築に関してはまったくの素人であり、販売専門なのです。
ですから、自社の製品の長所(本当に長所なのかは定かでない)のみ売り込みます。
結局、「営業マンを信用(一番大事な事ですが)して建てたのに出来上がってみたらまったく想像していたのと違っていた。」などという事を良く耳にします。
そうならない為にも施主自身が色々前もって勉強しなければなりません。
契約前に十分に図面と見積書を吟味し又、十分に説明を納得するまで聞く。
詳細な説明をするには最低でも図面のサイズにもよりますが10枚は図面がいる筈です。
見積書と同時に全ての製品のカタログも当然必要になりますし、見積書にその製品の品番等がうたっているか、又は図面に記入されているはずです。
上記の様に対応しない業者は即刻キャンセルした方が良いでしょう。
当然施主も工事の流れ、地盤の状況や改良の工法、躯体の工法、断熱の方法、使用されるサッシやガラスの種類、内外の仕上げ材の種類、等についてある程度の知識が必要となります。
これらの事柄で武装しておけば業者のごまかし等は未然にある程度は防げるはずです
業者選びは、あくまでも施主の自己責任です。
不勉強が一番"欠陥住宅建設へまっしぐら"となるのです。



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